砂の城 - Shūsaku Endō
主人公泰子は、16歳の誕生日に父から、亡くなった母からの手紙を手渡される。 そこには母が16歳になった時の話から始まり、青春の日々が綴られていた。英語劇で出会った西は、過激派グループに加わり飛行機をハイジャックし、射殺される。トシは詐欺の男に騙され、勤め先の銀行からお金を着服し刑務所へ。泰子はスチュワーデスになり、母の青春時代と自分の青春とを重ね合わせながら、美しいこととは何であり、善いこととは何であるかを考えさせられていく。それぞれが必死に生き、青春という浜辺で砂の城を築こうとしていった。